みなさんは、"好意の返報性"という言葉を聞いたことはありますか?
別名=返報性の原理とも言います。
私たちの人間社会は、相手から好意を感じることで、同じだけの好意を返したくなるという深層心理が働くことを示した言葉です。
これはつまり、お隣・ご近所づきあいにしてもそうですが、恋愛にもあてはまるお話です。
例えば、自分に対して冷たい異性のことは嫌いになるけれども、逆に好意的な態度で接してくる人のことが気になる・好きになっていくのも、この"好意の返報性"を象徴する事象なのです。
つまり相手に自分の思いを告げるだけでも、自分を好きにさせる効果を与えることが意図してできてしまうということ。
それなら、単刀直入に、好意を伝えるだけで、恋愛が成就するかと問われるとこれはまた、一筋縄に上手くいく話でもなかったりします。
深層心理の駆け引きをうまく運ぶには、まずは相手にさりげなく好意を伝えなければならないからです。
好意をさりげなく伝えるにはどうする?
好意をさりげなく伝える方法をいくつか列挙してみましょう。
①笑顔で接すること
笑顔は相手に好印象をあたえる最も基本的仕草です。特に好きな異性と話すときには、優しい笑顔でコミュニケーションが図れれば、恋に発展する可能性も高くなると言えます。
②相手を名前で呼ぶこと
人は自分の名前を呼ばれることで、相手が自分にきちんと向き合ってくれている・自分を強く意識していると感じられるものです。
③会話をして興味を示すこと
好きな異性には、あまり過度にうっとおしく感じない程度に積極的に話しかけることで恋愛に発展する可能性はあがるでしょう。会話は自分主体の話にならず、「あなたは?」と笑顔で相手のことに興味を持つ姿勢が大切です。
④視線をおくること
特に男性に該当するお話ですが、人は視線を感じることでそれが「好意」に感じられる場合があります。思いの強さが視線に表れることも分かっています。
⑤スキンシップを図ること
異性に対し、さりげないボディータッチを図ることができれば恋愛に発展する可能性は高まるでしょう。それ自体、好意があることを露呈するように伝わるからです。しかし反対に男性の場合、一方的な思い込みで過度に触れると今野時代、それが「セクハラ」と捉えられてしまうことがあるので注意は必要です。
そもそも人は他人に認めてもらいたいという「自己是認欲求」を持っており、小さなことでも褒められると大きな喜びになるものです。
相手を振り向かせたいと思っているのなら、どんどん自分の好意を伝えていくのも、恋の成就へと繋がる第一歩と言えるでしょう。
〔好意を好意で返したくなる理由〕
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